三ツドッケ2014/02/09

[奥多摩] 三ツドッケ(天目山)(1576m)
2014年1月11日(土)
                  
休日の山歩き top

【新雪を期待して奥多摩へ】
正月休み明けの週末、奥多摩に出かけた。その週の木曜日に1日雨が降り、週末は晴れの予報だったので、山は新雪に覆われているのではと期待した。
今回は木更津からの出発だ。アクアラインの高速バスは早朝5時台に始発があり、6時20分には東京駅・八重洲口に着いてしまう。東京6時30分発の中央線に乗り、奥多摩駅に8時30分着だ。8時35分発の鴨沢西行きと東日原行きのどちらのバスにも乗れるので、やや遅いが行ける山域は広い。今回は、東日原からヨコスズ尾根を登って三ツドッケに往復することにした。ちょうど5年前、蕎麦粒山に初めて登った時のコースを再訪だ。
結果は、風もなく暖かい天気に恵まれ、雪は思ったほど多くはなかったが、山頂からの展望が大満足だった。

地図 三ツドッケ・蕎麦粒山・川苔山

【行程】
東京6:30発(中央線)⇒国分寺・青梅乗り換え⇒奥多摩8:29着=8:35東日原行きバス⇒東日原9:00着

東日原バス停9:15→9:55標識→10:24軽アイゼン装着10:30→10:56鞍部・西側展望→11:43一杯水避難小屋11:55→12:11第1ピーク→12:23天目山12:55→13:06巻き道へ→13:25一杯水避難小屋13:50→14:53軽アイゼン外す→15:03標識(9:55の場所)西側の道へ入る→15:24巨樹コース入口→15:31東日原バス停

東日原16:17発バス⇒奥多摩駅16:50着=奥多摩16:56発(ホリデー快速)⇒17:40拝島乗り換え

【東日原からヨコスズ尾根を登る】
青梅線の電車内は結構登山者が多かったが、途中駅にも登山口は多い。奥多摩駅から東日原行きのバスは8割方の乗客で出発したが、川乗橋を過ぎ終点東日原で下車したのは10人足らず、多くは鷹ノ巣山方面に歩いて行った。
雲一つない青空、暖かく風もない天気で、山の雪も余り期待できないかと思いながら、ヨコスズ尾根に向けて歩き出す。
東日原

東日原

植林帯を急登した後、尾根の右斜面を歩き、道の左側・上の斜面が雑木で、下の斜面が植林だ。道には落ち葉が積もり、雪は少ししか残ってないが、道が凍結して大変滑り易くなったので、軽アイゼンを付けた。
ヨコスズ尾根の右斜面

ヨコスズ尾根の右斜面 道が凍結で軽アイゼン着用

東側の樹間に川苔山などの展望があり、細い鞍部に出て西側の展望も開ける(滝入ノ峰を過ぎた辺りか)。ここより先は、尾根の中心や、中小のピークを左右に巻いたりして登るが、雪はそれほど多くならず、すっかり消えているところもある。
ヨコスズ尾根

男性を1人追い越して一杯水避難小屋に到着。(避難小屋の壁の色が5年前の前回から変わっている。)
一杯水避難小屋

【一杯水から三ツドッケ山頂へ】
空腹になったので避難小屋前のテーブルで椅子に腰掛けてパンを食べていると、先ほどの男性が追い付いて来て三ツドッケに登っていった。前回はここから右折して蕎麦粒山に往復したが、今日は避難小屋の右奥から直登して三ツドッケに向かう。
避難小屋の右後ろを三ツドッケに向け直登

1つめのピークは岩があり、石尾根の上に富士山が見えた。
三ツドッケ 最初のピーク

2つめのピークに登ると、今日一番の展望が開け、木の茂みのある一角を除き周囲が広く見渡せる。狭い山頂には三等三角点があり、木立に「天目山1576m」の標識が付けられている。しばし、期待を超えるすばらしい展望を楽しんだ。
三ツドッケ(天目山)山頂

西にいくつかの尾根が近場から遠くへと重なり、奥に雲取山が控える(そのちょうど手前に天祖山)。雲取山荘の屋根まで見える。
長沢背稜 雲取山へ

雲取山(天祖山が手前)

雲取山の左から、南に石尾根をたどると、鷹ノ巣山の左に富士山が見える。
石尾根

石尾根・鷹ノ巣山と富士山

富士山の左に三頭山・御前山・大岳山の奥多摩三山が並ぶ(御前山のちょうど後ろが蛭ヶ岳)。
手前に横たわるのが、登ってきたヨコスズ尾根と、先ほど越えてきた1つめのピークだ。
富士山の左に三頭山・御前山・大岳山の奥多摩三山

東は川苔山と蕎麦粒山が近い。
川苔山 蕎麦粒山

蕎麦粒山より左は埼玉県の山並みだ。北は、すぐ先に三ツドッケの3つめのピークと思われる高みがあるが、道が付いていないようだ。
三ツドッケ 3つめのピーク

【巻き道で一杯水に戻る】
この三ツドッケから西は、東京・埼玉の都県境をたどって長沢背稜が雲取山へと伸びる。いつか歩き通したいものだが、現在、小川谷林道が通行止めなので、ここから酉谷山・水松山までの区間は日帰りでは歩けない。
展望を楽しんでいると、若い男性が登ってきたので、狭い山頂を明け渡すことにした。下山はその長沢背稜の方へ下り、巻き道を一杯水まで引き返す。
長沢背稜 三ツドッケ・一杯水の分岐

先ほど一杯水で先行した男性は既に山頂にいなかったが、下方の巻き道で人が歩く音がしたから、帰りのバス時刻の関係で先を急いだのかもしれない。次のバスまではだいぶ余裕があるので、一杯水避難小屋で再び椅子に腰掛け、コンビニ弁当を食べる。ガスコンロを持参したが結局使わず、ポットの湯でコーヒーの粉を溶かして2杯飲んだだけで済んだから、1日の水分補給も500ccだけだった。

【ヨコスズ尾根を下山】
名残は尽きないが、ヨコスズ尾根を下る。途中、登ってくる男性がいて、今夜は避難小屋に泊まるとのことだった。
日原に近い下部で、登山地図では道が二手に分かれている。下りの道が左に鋭角に曲がる所で、道標は特にないが右側(西側)に分かれる道があるので、そちらをたどることにした。道は針葉樹の落ち葉がやや厚く積もっており、植林の中をジグザグに下る。急坂を下りて日原の家並みに出る地点では、「巨樹コース」という案内表示があった。
東日原のバス停に着き、40分余り先のバスを待っていると、山頂で出会った若い男性も下りてきた。今日はヨコスズ尾根で出会った登山者は3人だけだった。

正月明けにタブレットNexus7を購入した。世間はスマートフォン全盛だが、ガラ携とタブレットの組合せで行くことにしたのだ。とりあえずインストールした山旅ロガーをバス停出発時に測定開始にし、途中はザックに入れっぱなしだったが、うまく歩行ルートが記録されていた。
16時17分のバスに乗り、奥多摩駅から16時56分のホリデー快速に乗った。乗り換え案内を見て拝島で乗り換え、西武線の自宅駅には1時間20分足らずで着いた。

【三ツドッケについて】
三ツドッケの名前は3つのピークから来ているが、実際に登り、地形図をよく見て、そのことが分かった。そして、東京から奥多摩の山を見ると、三ツドッケの3つのピークが横に並んで見えることが分かった。一杯水避難小屋から登ると、急登して左のピークで都県境の尾根に上がり、中央のピークが展望の良い山頂で、右のピークは埼玉県側で道が付いてない。
なお、東京の小平からは、三ツドッケは川苔山と蕎麦粒山の間に見える。
三ツドッケ 東京から遠望

それと、山頂からの展望がこんなに良いのに、登山地図では、三ツドッケに「山頂直下の岩峰から石尾根の展望がよい」と書き添えてあり、意味が分からなかったが、ネット上の情報によると、2006年頃、山好きの人が無許可伐採したため展望が良くなったらしい。そして、運が良ければ山頂でこの人に会うこともあるようだ。

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