涼を求めて西沢渓谷へ ― 2024/08/11
[山梨・奥秩父]西沢渓谷 ⇒休日の山歩き top page
2024年8月5日(月)
2024年8月5日(月)
記録的な猛暑が続く中、涼を求めて山梨県の西沢渓谷に出かけた。西沢渓谷入口の標高は1110mとあるから、街中より6度くらいは涼しいと期待できそう。
以前からこの辺りは甲武信ヶ岳登山の際や乾徳山・黒金山縦走から下山した後に歩いたが、西沢渓谷の核心部分に入るのは初めてだ。
平日であり、甲武信ヶ岳登山の人を含め渓谷を歩く人は少なめだったが、渓谷沿いの歩道からはエメラルドグリーンの綺麗な水や多くの滝が楽しめた。途中から雨になったが、街中よりは涼しい中を歩けた。
前回、奥多摩の鷹ノ巣山でツツジを見た後の下山中に、左膝に痛みを生じた。長年の酷使により膝の軟骨が擦り減ったらしい。日常の歩行に大きな支障はなかったものの、遠出は自粛せざるを得なかった。その後、整形外科でリハビリも受け、膝の周りの筋力を強めるストレッチなどをして具合が良くなったが、なお遠出は警戒して1年経ち、ようやくこのたび、負荷の大きくない山歩きを再開することにした。
行程
8:55西沢渓谷入口バス停→9:13ねとりインフォメーション→9:18近丸新道登山口→9:25徳ちゃん新道登山口・西沢山荘・文学碑9:29→9:35二俣吊橋→9:54三重の滝10:03→10:22竜神の滝→10:30貞泉の滝→10:40母胎淵→11:00方丈橋→11:21七ツ釜五段の滝11:43→11:57西沢渓谷終点12:06→12:30大展望台→12:39大久保沢→13:04近道下る13:08→13:12ねとりインフォメーション→13:29西沢渓谷入口駐車場
中央道勝沼ICからフルーツライン、国道140号を走行し、広瀬湖まで来ると、正面の山は甲武信ヶ岳方面だ。見えているのは木賊(とくさ)山。
西沢渓谷入口の市営駐車場に駐車し、8時50分、茶店・バス停前を出発。なおトイレは西沢渓谷入口の少し手前の140号沿いにある。
しばらく笛吹川を左に見ながら車道を歩く。右手からナレイ沢が合流した先がねとりインフォメーションの広場になっており、あずまやなどがある。西沢渓谷からの帰路(迂回路)が左手から合流する。
ここを直進すると、甲武信ヶ岳(近丸新道)登山口、ヌク沢を渡り、同じく徳ちゃん新道登山口と続き、旧西沢山荘と田部重治文学碑がある。
笛吹川沿いにさらに進むと、二俣吊橋。
吊橋の上から下流方向を見る。橋は東沢の上に架かっており、右手から西沢が合流する。ここから笛吹川として流れ下っていく。
吊橋の上から東沢の上流方向を見る。堰堤になっており、奥は鶏冠(とさか)山か。
二俣吊橋を渡り、対岸の急坂を登ると、右が東沢渓谷・鶏冠山へ、左の直進が西沢渓谷への分岐点。
対岸に支沢の滝(大久保の滝)を見る木製の展望台があり、その先も木製の階段を急登する。
いよいよ、西沢本流の滝である三重の滝が現れる。木製デッキの展望台から滝を見おろすことができる。右から流れてきて、滝壺の水が奇麗なエメラルドグリーンになっており、その左で垂直に切り立った岩の間を白い水しぶきをあげて流れ落ちる。
この先も西沢左岸の歩道を進むと、次々と名前の付いた岩や滝が現れる。
フグ岩、人面洞、竜神の滝、貞泉の滝、母胎渕など。
貞泉の滝。大きな一枚岩を滝が滑り落ちる。
大きな岩がゴロゴロした場所も登っていく。
やがて、西沢に木製の橋が架かって対岸に渡る場所に来た。方丈橋だ。
対岸に渡った先で、床板が金網になった金属製の橋を上り下りすると、右手に七ツ釜五段の滝が見えてきた。
ここで雨が降り出したので、雨具を着る。11時20分頃だ。
水辺に降りる道が付いているので降りてみた。休憩し、沢水を汲んで飲みながら昼食を取る。ここまで下りて来る人は、ほかにいない。上方の歩道を何組かの人が歩いて行った。

歩道に戻り、さらに高度を上げると不動の滝。
さらに木製の階段で急坂を登り、西沢渓谷終点という案内で着いた場所は、休憩できる広場になっており、木製デッキにテーブルや椅子があり、トイレもある。この最高地点の標高は1390mぐらいか。出発点より250m余り登ってきた。ちょうど12時。
休憩場所の奥には、黒金山への登山口。思い出した。かつて、乾徳山・黒金山と縦走し、ここに降りてきたのだ。シャクナゲが咲き誇る5月の頃だった。
ここから先は、西沢渓谷の迂回路として、かつて山の木材を塩山駅まで輸送したトロッコ軌道跡の道を下る。
来るときの歩道と違い、西沢の水辺よりずっと高い位置を通る道。支沢を渡る金属製の橋は、床板が金網になっており、下を見ると怖いから、前を見て渡る。
大展望台。木賊山や鶏冠山の展望があるはずだが、残念ながら雨で煙っている。カメラも濡れ、写真もぼやけている。
大久保沢を渡る道は、本流から右に深く迂回している。先程、大久保の滝が見えた支沢だ。
トロッコ軌道の道をショートカットする歩道に入ると、一気に高度を下げた先で再び車道に合流し、程なく子酉(ねとり)橋で笛吹川を渡る。
ねとりインフォメーションの広場に出た。これで、西沢渓谷を反時計回りに一周したことになる。
13時半、駐車場に戻り、汗と雨で濡れた衣服を着替えさっぱりし、茶店で元祖よもぎ餅(1個180円)を買い求める。
山アジサイ。コース中各所で見られた。
キキョウの仲間か。西沢沿いの歩道の岩に。
シャクナゲ群生地も多いが、今回は常緑の葉しか見ることができなかった。かつて、黒金山からの下山路での風景は、こうだった。
























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