丹沢主稜 Tanzawa Shuryou ― 2012/04/17
[丹沢] 丹沢主稜 檜洞丸(1601m)、蛭ヶ岳(1673m) 2012年4月7日(土) →休日の山歩き top
丹沢山塊は、4年前に丹沢主脈コースを南北に歩き、その後、西丹沢から檜洞丸と大室山へ、丹沢三峰から丹沢山へ、表尾根から塔ノ岳へと、主な縦走コースを歩いたので、次は蛭ヶ岳・檜洞丸間の丹沢主稜コースを東西に歩く順番だった。
この区間を日帰りで歩く方法として、神ノ川(カンノガワ)の林道に車を停め、ヤタ尾根から熊笹ノ峰で稜線に上がり、檜洞丸、蛭ヶ岳を経て、姫次から袖平山を経て登山口に戻る周回コースを考えた。コース中、檜洞丸・蛭ヶ岳間は起伏が激しくハードだとされており、全体のコースタイムも10時間弱(檜洞丸→蛭ヶ岳と反時計回りに歩いた場合。時計回りだと11時間弱)と長いが、4月になり、ようやく日も長くなってきたので、土曜日の朝、車で出かけた。計画では、小休止を含めコースタイムと同じ時間で歩き、山頂での休憩を含め約10時間半、午前7時スタートで午後5時半にゴールという行動予定だ。天気予報は朝のうち晴だが午後は雨もとなっていた。
丹沢山塊は、4年前に丹沢主脈コースを南北に歩き、その後、西丹沢から檜洞丸と大室山へ、丹沢三峰から丹沢山へ、表尾根から塔ノ岳へと、主な縦走コースを歩いたので、次は蛭ヶ岳・檜洞丸間の丹沢主稜コースを東西に歩く順番だった。
この区間を日帰りで歩く方法として、神ノ川(カンノガワ)の林道に車を停め、ヤタ尾根から熊笹ノ峰で稜線に上がり、檜洞丸、蛭ヶ岳を経て、姫次から袖平山を経て登山口に戻る周回コースを考えた。コース中、檜洞丸・蛭ヶ岳間は起伏が激しくハードだとされており、全体のコースタイムも10時間弱(檜洞丸→蛭ヶ岳と反時計回りに歩いた場合。時計回りだと11時間弱)と長いが、4月になり、ようやく日も長くなってきたので、土曜日の朝、車で出かけた。計画では、小休止を含めコースタイムと同じ時間で歩き、山頂での休憩を含め約10時間半、午前7時スタートで午後5時半にゴールという行動予定だ。天気予報は朝のうち晴だが午後は雨もとなっていた。
【行程】
自宅4時台発⇒中央道相模湖IC6:00頃出⇒神ノ川ゲート6:49着
7:06神ノ川・林道ゲート→7:14ヤタ尾根入口→7:53林道交差→9:20熊笹ノ峰(鞍部)9:39→10:11檜洞丸(1601m)10:25→10:30青ヶ岳山荘→11:08金山谷乗越→11:35神ノ川乗越→12:04臼ヶ岳(1460m)→12:28ミカゲ沢ノ頭(1421m)→13:20蛭ヶ岳(1673m)13:40→14:40地蔵平→14:51原小屋平→15:09姫次(1433m)15:18→15:29袖平山→16:28風巻ノ頭(1077m)16:41→神ノ川公園橋→17:40林道→17:46ヤタ尾根入口→17:53ゲート
神ノ川ゲート18:12発⇒中央道相模湖IC19:00入⇒自宅20時着
(歩行時間)10時間47分
(高低差)神ノ川ゲート540m←→蛭ヶ岳1673m=±1133m
【神ノ川からヤタ尾根を登る】
中央道の相模湖インターを下り、山並みを一つ越え、道志みちを横切って神ノ川キャンプ場に向かう県道を走る。終点の林道ゲート(高度約540m)には午前6時50分に着いたが、既に車が7台ほど縦列に停まっており、何人かは歩き始めるところだ。三角屋根のトイレがあるが冬季の使用中止期間中だ。
自宅4時台発⇒中央道相模湖IC6:00頃出⇒神ノ川ゲート6:49着
7:06神ノ川・林道ゲート→7:14ヤタ尾根入口→7:53林道交差→9:20熊笹ノ峰(鞍部)9:39→10:11檜洞丸(1601m)10:25→10:30青ヶ岳山荘→11:08金山谷乗越→11:35神ノ川乗越→12:04臼ヶ岳(1460m)→12:28ミカゲ沢ノ頭(1421m)→13:20蛭ヶ岳(1673m)13:40→14:40地蔵平→14:51原小屋平→15:09姫次(1433m)15:18→15:29袖平山→16:28風巻ノ頭(1077m)16:41→神ノ川公園橋→17:40林道→17:46ヤタ尾根入口→17:53ゲート
神ノ川ゲート18:12発⇒中央道相模湖IC19:00入⇒自宅20時着
(歩行時間)10時間47分
(高低差)神ノ川ゲート540m←→蛭ヶ岳1673m=±1133m
【神ノ川からヤタ尾根を登る】
中央道の相模湖インターを下り、山並みを一つ越え、道志みちを横切って神ノ川キャンプ場に向かう県道を走る。終点の林道ゲート(高度約540m)には午前6時50分に着いたが、既に車が7台ほど縦列に停まっており、何人かは歩き始めるところだ。三角屋根のトイレがあるが冬季の使用中止期間中だ。
身支度をして、7時過ぎに、ゲートの先の林道を歩き出す。矢駄沢橋を渡ると道路の右側にヤタ尾根入口があり、地元の人が作った説明板に、熊笹ノ峰まで直登で2時間半と書かれてある。
登山道に入ると直ちに急登で、程なく尾根筋に上がり、杉の植林帯を急登する。
林道(未舗装)を横切り、引き続き植林帯を登る。
右手の樹間から大室山の偉容や、対岸の山腹に続く林道が見える。
やがて尾根の横幅が広がり、落葉樹の林になり、左の樹幹越しに蛭ヶ岳も見えるようになる。
男性3人組が休憩しているのを追い越した。稜線が近づいてくる頃、10数頭もの鹿の群れに出会った。笹原で食事中のようで、20mほどまで近づいた登山道を歩いても、逃げようとしない。
【熊笹ノ峰】
ようやく稜線上の熊笹ノ峰に着いた。9時20分。ここは正確には、熊笹ノ峰と大笄(オオコウゲ)の間の鞍部(高度約1500m)だ。
一気に展望が開け、西丹沢の山並みと、真っ白な雪を被った富士山が一望だ。山中湖の湖面も少し見える。
ここで携帯電話の圏内になり、家に今日の予定をメールし、ついでに富士山の写真を送った。菓子パンを食べ休んでいると、先ほどの3人組も到着し、今日は檜洞丸に登ったあと犬越路から登山口に戻るとのこと。
この熊笹ノ峰を9時40分出発。行動予定より30分遅れたから、午後6時ゴールが目標になる。
【檜洞丸】
ここからは3年前に歩いたコースだ。右に富士山、左に蛭ヶ岳など丹沢の山々、後ろを振り返ると大室山と、雄大な展望を楽しみながら、檜洞丸を目指す。崩壊で地肌が露わになったやせ尾根もあり、道は多少荒れている。
最後の急な階段で檜洞丸(1601m)山頂に至る。前回と季節も同じで、木々にまだ葉がなく見通しがよい。何組かの登山者が行き来している。少し休んで先を急ぐことにする。
【檜洞丸から蛭ヶ岳に縦走】
ここからは初めて歩く丹沢主稜の道だ。山頂下の急坂を下ると、屋根も壁も青い青ヶ岳山荘がたたずんでいる。
前方には蛭ヶ岳と、その右側に丹沢主脈の山々が立ちはだかる。蛭ヶ岳の左側は、今日歩く姫次・袖平山へと続く稜線。
長い急坂を下り、鞍部の金山谷乗越では左側の崩壊が激しい所を2カ所通り、アップダウンを経て神ノ川乗越の先にも左側崩壊の場所があった。
また季節のせいで木々に葉がないが、地面にも笹がほとんどなく、植生保護柵の内側に多少笹が生えている。丹沢の自然は結構痛めつけられているのか。
このあたりは登山者と行き違うこともほとんどない。臼ヶ岳のピークも静かだ。
臼ヶ岳からは蛭ヶ岳が眼前に大きくそびえ立ち、稜線はかなりの急坂だ。
またこの頃から雲が多くなり、日差しがなくなった。さらにアップダウンを経て、ミカゲ沢ノ頭の先の鞍部では、右手に海も見えることに気づき、蛭ヶ岳への最後の登りにかかる(この鞍部の高度が約1370mだから、一気に300mの登りか)。
鎖やロープが付けられた急坂になり、手も使いながら登るが、疲れも出てきて、最後まで歩ききれるか不安もわき出す。鎖とロープは延々8分間続き、その先は少し緩くなってほっとするが、この頃から山並みにガスが立ちこめ、雪もちらほら舞ってきた。トゲのある木をかき分けて歩く。最後の階段で山頂へ。
【蛭ヶ岳】
丹沢最高峰、蛭ヶ岳(1673m)山頂に到着。4年ぶりの再訪だ。13時20分で、30分遅れの予定どおりなので一安心。
雪も降り続き、地面を覆い始める。テーブルに腰掛け、防寒着や毛糸の帽子で寒さ対策をし、大急ぎでコンビニ弁当を食べる。蛭ヶ岳山荘はひっそりして人の気配がなく、行き交う登山者もちらほらで、1人の男性は丹沢山のみやま山荘の泊まりで蛭ヶ岳往復に来たとのこと。
【姫次へ】
13時40分、姫次に向けて下山開始。ここからは4年前に歩いたコースだ。山頂下の急坂は、北向きの斜面のため、厚い残雪があり滑り易い。
左側崩壊地を上巻き、階段や歩きにくい残雪や、崩壊地の脇を歩き、緩く登り返すうちにも、雪は降り続き、だんだん辺りが真白になってきた。姫次(1433m)に着く頃は新雪が2~3センチも積もり、展望も利かない。
【神ノ川へ下山】
姫次を発ったのが午後3時10分過ぎで、6時には登山口にゴールできそうだ。東海自然歩道とされている起伏の少ない道を歩き、袖平山はピークの左を通過。
その先の急な下りは、濡れて滑り易い岩が新雪でよく見えず、滑らないよう一歩ずつ慎重に下る。それでも急坂で一気に1100m位まで高度を下げたからいいが、まただらだらの道になり、再び登りになったので、日が暮れる前にゴールできるか少し不安になる。最後のピークになる風巻ノ頭(1077m)に4時半に着き、あと1時間余りでゴールできそうなめどが立ち一安心し、休憩舎で栄養補給する。
その先は植林の尾根道で歩き易く、効率よく一気に高度を下げた。
尾根を左に外れ斜面トラバースで下り、神ノ川公園橋(約510m)で対岸に渡り林道に上がる。
一般車通行止めだが、綺麗な車道だ。10分余りの歩きで、5時50分に林道ゲートに戻ると、残っている車は私の1台だけだった。蛭ヶ岳山頂からここまで、誰にも会わなかった。
【反省点】
今回は天気の変化があったものの、何事もなくコースタイムどおりの時間で歩き通せたからよかった。ただ、長丁場だったし、何か事があって1時間程も遅れたら、植林帯を下る途中で日が暮れて往生したかもしれず、リスクがあった。リスクを減らすには、もっと早立ちするか、日が長い季節を待つべきだったかもしれない。




























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